すきなことだけすきなだけ

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ヘイフラワーとキルトシュー

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北欧映画第三弾は、可愛い姉妹のヘイフラワーとキルトシュー、そしてその家族とご近所さんを巻き込んだハートウォーミング映画。

 

最初の20分ぐらいは、ただひたすらこの二人の姉妹が可愛くて、妹のキルトシューは自由奔放で絵に描いたような甘やかされた末っ子ちゃん。

 

お姉ちゃんのキルトシューは頼りないお母さんの代わりに家事と妹の世話を嫌な顔せずこなすしっかり者で優しい理想のお姉ちゃん。

 

最初私は妹のキルトシューがこの家族や周りの人間を巻き込んで破茶目茶するワイワイ映画かと思っていました。

 

だからこそ、お姉ちゃんがいい子過ぎても「しっかりしてるな〜可愛いな〜尊いな〜」って思って見ていたし、キルトシューが好き勝手しててもそれはそれで可愛らしいからニヤニヤしながら見ることが出来ていた。

 

ところがだんだん両親のダメっぷりがイライラし始めて、なんだか素直に可愛いだけの姉妹に見れなくなってきた。

 

そして家族オリンピックの事件をきっかけに、お姉ちゃんのヘイフラワーはいい子でいることを辞めてしまう。

 

今まで家族は皆お姉ちゃんに頼りっきりだったのに、いざお姉ちゃんがいい子じゃなくなった途端「どうして手伝ってくれないの?まぁ学校に通うことで緊張してるんでしょうね〜」ぐらいにしか考えてあげられないのが本当に心が痛かった。

 

家族の問題は家族で解決したいから他人の介入は迷惑だと考える母親と、芋の研究に没頭して家族のことは母親とお姉ちゃんに任せっきりの父親

 

そんな環境でお姉ちゃんに頼りっきりで好き放題甘やかされてきた妹。

 

そこから家族が一つにまとまっていく工程がとても気持ちよくて、お姉ちゃんがどうしていい子じゃいられなくなったのかを妹に吐露するセリフが本当に胸に刺さりました。

 

私はそこまでいいお姉ちゃんじゃなかったけど…やっぱりお姉ちゃんだから、しっかりしなさいお姉ちゃんでしょって言われるから、しっかりしなくちゃ・頑張らなくちゃって思ってた子供時代。

 

未だにあの時の気持ちは少し残っているから、しっかりしなくちゃ、頑張らなくちゃって気持ちが焦ることもある。

 

そんな気持ちに寄り添ってくれて、少し力を抜かせてくれたいい映画でした。